『菖蒲の隠者』では、すでに何度か『独り言』のコーナーでも紹介しているので、もうすっかりお馴染みの
★ 今回もちょっと『写真撮影』と託つけて、美味しいお料理をご馳走になりに出掛けてきました♪
『カワハギの姿造り』の手前に盛られているのは『カワハギの肝』
『肝醤油』を隠者の目の前で一生懸命作ってくれたのは『ユウタ@修行中』の『ゆうたろう君』。今年高校を卒業したばかりの新人君は、現在『実りのかしら』で一生懸命修行中です♪
★ 『上市小芋と天然マイタケのグラタン』
『てっさ皿』の定番、『絵皿』だったり『青磁』の皿とは違う、インパクトのある器でかっちょ良いでしょ♪
★ 『ハマグリのコンソメ茶碗蒸し』
★ 『サツマ地鶏の焼き鳥と小芋の皮の揚げ物』
上で『グラタン』に使われていた『ミニ宝楽』の器に『ヒデちゃん』特製の『まかないカレー』を入れて、上にチーズを乗せてオーブンで焼いてもらい『焼きカレー』にして作ってもらいました♪
※ 『ソバ猪口』 『ソバ徳利』 『湯桶(ゆとう)』 今回はあえて定番の器はやめて、従来は違う用途につかう製品をセレクトし提案しました。
← こちらは 『かけ蕎麦』 用に準備した丼です。
『居酒屋 海一』 用のシンプルモダンなセットとは違い、こちらは 『料理屋が出すお蕎麦』 を意識して、和食器らしい器を選んでいます。
『割烹 かわぐち』
見覚えのある 『桜のお皿』 と 『花びらの小付』 ですが、これは撮影用にお願いしたものではなくて、こちらのお店でちゃんとお使い頂いている器です♪
★ 『焼物』 でお使い頂いているこの お皿 も見覚えがありますね♪
★ 富山と言えば、 『ます寿し』 も有名ですね♪
★ 魚一つで 『お造り』 『焼物』 『煮物』 『揚げ物』 と、それぞれに美味しいお料理が出来る。 魚料理ばかり続いたって決して飽きる事がない。。。 やはり和食には魚は欠かすことの出来ない食材ですね。
★ 『揚げ物』 は 『お蕎麦』 と一緒に出していただきました♪
★ そして、お料理の最後の締めは 『お蕎麦』 ♪
『割烹 かわぐち』
『居酒屋 海一(かいち)』
店舗一階は、カウンター席数席と、合席で座る大きなテーブル席と、それ程広くはありませんが、
そして壁には、ここでも 『宥恵』 さんの 『水墨画』 が全体に描かれていて、お店の素朴で落ち着いた雰囲気にいっそう味を与えています♪
『割烹 かわぐち』
『新湊』 へは、JR高岡駅前にある地方鉄道 『万葉線』 ⇒ に乗り換えて向かうことになります。
お店に到着し 『のれん』 をくぐると、まず目に飛び込んでくるのが、 『ズワイガニ』 で一杯になった水槽です♪ (もちろん漁解禁の時期だけです)
水槽のカニの中には、一部腕に 『タグ』 を付けた いかにも偉そうな 『カニ殿』 がおられます(笑)
← 1階奥にリニューアルで
さらにさらに、こちらのお店のすぐ近くには姉妹店の居酒屋 『海一(かいち)』 ⇒ まで営業されていて。。。 手頃で気を張らないお料理から、ちょっと贅沢な北陸の海の幸まで、幅広くお客様のニーズに対応できるお店になっています。
これほどの料理店ですので、この店を卒業して独立した料理人も多く、その中には以前 『菖蒲の隠者』 でも紹介し、今では富山市内でも人気の割烹店として活躍している 『実りのかしら』 ⇒ の店主も、独立前の8年間をこのお店の料理長として修行を積んできました。|
11月4日(金) お待たせいたしました♪ 9時を過ぎ、やっと席が空き、カウンターに座ることができました♪
清潔感溢れる白木の色をベースにして、余計な飾りを極力なくした、カウンターの正面には、新湊出身の仏画師 「宥恵」 さんにより描かれた「雨晴海岸から望む立山の景色」が水墨画で描かれています。 ほんの少し落とした照明にBGMのJazzが落着いた大人の空間を演出してとてもイイ雰囲気です♪ 今夜のもう一つの目的は、新商品の器にお料理を盛りつけてもらうこと。。。 右の器も新商品で近々ネットでご紹介いたしますのでお楽しみに♪ では、期待に胸を膨らませ、続きをどうぞ♪
▲のれんをくぐり。。。 上框(あがりがまち)から靴を脱いで、お店へと入ります。 正面には、お座敷のある2階への階段が・・・ 右の格子の向う側にカウンターがあります。 正面の小窓からは小庭が眺められます。。。 雰囲気をぶち壊す、奥の黒いパソコン・バッグは隠者の物。 普段はありませんのでご心配なく(笑) ▼ こちらがカウンターです。。。 畳に掘りごたつスタイルの京風のカウンター、 右側が玄関の上框(あがりがまち)になります。 ![]() 2階のお座敷には、まだ2組のお客様が残られていて、最後のお客様が帰られた時には既に12時近くになっていました。。。 隠者はカウンターの1番手前の席に座り、我侭を言って店主に盛り付けをお願いするのでした。。。(笑)♪ ひっそりとしたカウンターの1番手前に・・・ 隠者の我侭がちょっぴり覗いているでしょ(爆)♪
とりあえずスタートは「冷酒」から。。。 (本当はこっそり2階でビールも頂いていますが・笑) カウンターの奥には、仏画師の 『宥恵』 さんの描かれた「雨晴海岸の景色」が見えています。 こちらの酒器はお店でもお使いのもの、「ぐい呑み」の方は新商品で近々発表いたしますよ♪
お酒のおつまみには「アンキモ」 お酒が進みますね。 でも、こんなの毎日食べてたら「通風」になっちゃいますよぉ〜(笑) こちらの「紅葉の小皿」も新商品で用意していた品物。 もう1ヶ月も前に準備していながら、まだ紹介できていないと言う状態で(苦笑) 早くしないとシーズン終わっちゃいますね(笑)
富山と言えば、やはりお魚です♪きときと(脂の乗った)のお造りを、欠かすことは出来ませんね。 お刺身の下に引かれた氷が、お刺身の身を引き締めて、一段と美味しく感じさせてくれます♪ (器もカッコイイでしょ♪) ▼脂の乗った赤身のお魚の上には、薬味代わりの刻みネギと、ガーリックチップが乗せられ。。。 しゃきっと身の締まった白身の薄造りのお魚には、ザクロの実と花びらがさり気無く添えられています♪
⇒ お千代口は3種類。 左から 「お醤油」 「キモ醤油」 「ポン酢」 脂の乗った赤身のお魚は、薬味とガーリックチップを乗せて、お醤油でいただきます。 もちろん、わさび醤油でも充分すぎるほど美味しいのですが、初体験のこの組合せは、驚くほどの美味しさで、本当に感動でした♪
そしてもう一つの感動は、白身魚と「肝醤油」の組み合わせ。 淡白な白身魚に個性的な肝のお醤油がインパクトを与えて、お互いの個性を引き立てあっているようです。。。感動♪ そしてポン酢で合わせた海草で、お口直し。。。この個性的な組合せのお刺身を、さり気無くサポートしてくれています。。
■ こちらは、新商品の長皿に珍味を乗せていただきました。丸くて可愛い珍味の組合せも可愛いですね♪
新商品は、下の長皿です。 間もなくご紹介♪
■ こちらも新商品2種に盛り付けてもらいました。片口の小鉢に盛ってもらったのは「モズク酢」です。 キュウリの薄切りを浮かべ、ミョウガとショウガを添えるだけで様になります。 ご家庭でも簡単に出来るので参考にしてくださいね♪
■ こちらは「アンコウ鍋」の材料。。。実は、お店ではまだ鍋のメニューはありません。 今日店主が河岸で、まかない用に仕入れた、お客様に使えない小降りのアンコウなのです。 (小降りのアンコウとは言え、お味も食感もしっかりとアンコウで、十分満足できるものでした) お店の方のまかない(夕飯)を隠者が強奪してしまい(笑) ゴメンなさい。。 で、このアンコウ鍋を上手に盛り付けていただいたのが、トップのお写真▲です。 まさか、お鍋とは思えないですよね(笑) さすがプロが盛り付けると違うもんです。。。
■ 最後に、これは無理やり隠者がリクエストしたもの♪お店でもお使いいただいている「白磁手彫焼〆皿セット」に、お料理を持ってみてもらいました♪ たっぷりと引いた氷の上に、可愛くお刺身が盛り付けられています♪ 食べてしまうのが勿体無いですね〜 (人´Д`)☆ 今回のお料理は、隠者の新商品撮影用に無理やりお願いした物です。 実際には各種コース料理に単品と揃えています。 コースは月1で、単品メニューは毎日河岸の状態を見て店主が、その日のお勧めを紹介しています。 いかがでしたか? こうして見るとちょっと敷居が高そうなお店に感じましたか? でもそんなことは無いのですよ。 コースですと3千円台からやっておられとても良心的なお値段設定になっています。
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11月2日(水) 「みのりのかしら」 と読みます。。。 この文字から何を連想しますか? 「かしら」は「頭」のことです、「実り」は稲穂が実った姿。。。。 『実るほど、頭(こうべ)を垂れる稲穂かな・・・』 この言葉を思い浮かべていただけば、店主の思う壺です。(笑) 実は富山県にある割烹料理屋さんのお店のお名前なのです。 『旬三昧 実りのかしら』
9月にオープンしたばかりのこのお店は、隠者のお得意様♪ お得意様といっても、店主の方と隠者は昭和の頃からのお付き合いで、お友達とも言えるかもしれません。 そのお友達が、長い修行を終え、 遂に9月富山市内に自分のお店を持つことになりました。 富山(いや関西)でも一流の料理人の親方に付き基本を叩き上げられ、富山でナンバー1の「カニ料理屋さん」で板長として務め上げ鍛えられた、その腕に間違いはありません。 隠者よりも10歳ほど若い店主には期待も大きいです♪ オープンして1ヶ月を過ぎ少し落着いてきた頃かなと思い、今夜オープン後初めてお店に訪問することにしました。 仕事では何度も行っていますが、食事で行くのは今回初めてで、本当に楽しみにしていた瞬間です♪ 折角なので、お店のレポと紹介もさせていただくことにしました。 店名『実りのかしら』の由来は・・・ 店主の名前を聞けばご納得と思います。 店主のお名前は「頭川 実」(ずかわ みのる)。 そう、「実りの頭」なんですね♪ とってもイイ店名だと思いませんか?
今夜は比較的暇だと思うから・・・と言われ今夜に決めたのですが、 あまり早くお邪魔しても忙しくてゆっくり話も出来ないので、 8時過ぎにお邪魔したのですが、8名座れるカウンターは満席です♪ お店がちょっと落着くまで待つ間に、お店の写真を撮って、空いているお座敷を借りて、ブログに書き込むことにしました♪ ▲店舗正面の顔はいたってシンプル。 でも、ちょっとイイ感じのお店って感じが出ているでしょ♪ シンプルな白ベースの漆喰に、アーチの段差の陰影がオシャレにお客様をお出迎えてくれます♪ このアーチの意味は「垂れる稲穂のこうべ(頭)」をイメージしました。。。
細い上框(あがりがまち)を抜け、玄関では靴を脱いで上がります。そして1階のカウンター(上框の右がカウンターになります)は畳に掘りごたつスタイルの京風の割烹をイメージさせるイイ感じのカウンターになっています♪ 隠者も早く座りたいのですが(笑)・・・お客様が居て、今は写真が撮れませんので、後日ご紹介したいと思います。 やっとカウンターのひとグループがお帰りになったので、このブログを書き込んだらカウンターに行こうと思います♪ 後は美味しいお料理のレポを後日いたしますので、お楽しみに♪ かなり、はしゃいでる隠者でした♪ |
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5月26日(木) これこそが、店主ご自慢の ドイツ製アメリカメーカー(だったと思う) の『焙煎機』なのです。 写真が無いのが残念ですが、その画像は次の機会にでも紹介しますね。 この『焙煎機』・・・外国人仕様なので、小柄な日本人、ましてや女性の店主にはコーヒー豆の入れ口に背が届きません。 なので、踏み台を使って店主はコーヒー豆をこの『焙煎機』に入れています。 普通に考えれば、日本製の『焙煎機』の方が使いやすく楽だと思うのですが、やはり『焙煎機』次第でコーヒーの味が違ってくるらしいのです。 この拘りを持って選んだ『焙煎機』について語る店主の顔は、まるで可愛い我が子について語るかのように笑顔に満ち溢れています♪ この笑顔をみているだけで・・・ 「あぁ・・きっとこの店主の作るコーヒー豆は美味しいのだろうな・・・」 と感じさせます・・・ そして実際にお店で出してくれたコーヒーを頂いたときに、その予感が実感に変るのです。 外国の農園から送られてくるコーヒー豆は、その時点ではコーヒー豆の品質に差は無いはずです。 そうなると、そこからコーヒーの味に差を作るものは『焙煎』しかない訳ですね。 考えてみれば、今やスーパー・コンビニなどでも簡単にコーヒー豆は手に入れることは出来ます・・・でも、コーヒーにした時の味の違いは明らかで・・・そう考えると、コーヒー豆もやはり生物なのだと感じさせられるのです。。。 ここのお店のコーヒーをいただく時・・・店主・奥さんの笑顔が浮かんできます♪♪ 『コーヒーの木』のご案内♪ ![]() こちらのお店では、お電話やメールでのご注文による地方発送もしていらっしゃるようですよ。 ご住所と電話番号を載せることも考えたのですが、もし万が一ご迷惑お掛けしてはいけないと思い、ここでの公開を控えさせて頂きました。 このお店について興味のある方は一旦コチラ⇒からお問合せいただけたら、詳しい連絡先等をお伝えいたします。 ちょっとでも興味の沸いた方は是非遠慮なくお問合せ下さいね♪ |