和食器webショップ〜やきものの里肥前有田皿山から普段使いの和食器をお届けします〜有田焼・伊万里焼・三川内焼・波佐見焼

■ ☆届きました☆
菖蒲の隠者　御中　千葉のＴです。 ミワコさんの「クリスマス大皿・チーム雪ん子」と 美形朴碗を届けていただきました。
雪ん子には絵付けの細かさに，　お碗には，形のきれいさに，涙が出そう。
雪ん子，細い筆（推定）で描いてる間，ミワコさま，呼吸を忘れてるのでは！？
お碗，ひとの手で削っていくのに，どうしてこんなに滑らかなの！？
早速洗って，布巾で磨くように拭き上げ，　感動のため息つきながら，ためつすがめつ，なでさすり…ヘンタイか，私は。
日本のうつわ，やっぱり素敵。　日用品なのよ，このレベルが！と世界に向かって叫びたい。　しかも九州出身なのよ，ふふふーと含み笑い（私は長崎んモンです）。
使い初めは今夜か明朝かになりそうですので　使用してからの感想はまた改めて…。　無事に届きました，のご報告まで。　Ｔ
一皿５０人近く（トナカイ含む）の雪ん子を描くことを思い，ごめんなさいごめんなさいと念じながら二枚注文しました。 よく似た名前のミワコさまには，お目をしっかりお安め下さいとお伝えください。

■ 使っています
菖蒲の隠者　蒲地さま 千葉県のＴ，再び，です。
今朝，ようやく雪ん子デビューと相成りました。 和朝食，色々ちょこちょこ盛り合わせ。 夫も「一人一人顔が違う！」と気付きました。 「一匹，職場放棄して来た子がいるんだよ」「あー！ホントだ，悪い奴だ」 「これだけいると，一人くらい自分と似た顔の子もいるし」「…うん，確かに」
美形朴碗の方は，すでに残業帰りの夫の夜食のスープを入れたり，私のお昼ご飯の，ひじきご飯をよそったり。 どちらも，普通のお碗よりたっぷり目に欲しい， でも，丼では大きすぎます。美形朴碗ならぴったり。
お碗のように手に持つ物，口をつけるを選ぶ時には，実際の売り場で手に取って重さを量り，縁の厚みも指でつまんで思案している，かなり怪しい人物になります。見た目が気に入っても，それで断念したことも何度も。高級品だからって，使いやすいとは限らない。 ですから，半年くらい前に，こちらのサイトでこのお碗を見つけてから， ずっと迷ってました。 書いてある寸法から原寸大の断面図を起こしたり， デジタルスケールに物を置いて重さを確かめたりしました。 縁のそり具合と丸みには，じーっと目を凝らして。 取り越し苦労でした。ははは。 美形朴碗，あまりにもすんなり手におさまり，食卓の風景になじみ，まったく違和感がありません。 毎日手に取るのは，結局，そういう器です。
雪ん子も，まずは絵柄が目を楽しませてくれますが，大きさの割に軽くて，ユニークな縁の段々もいい形だなあと思います。絵柄が気に入っても，重さで諦める食器もあります。 深川製磁にいらした職人さん（大拓窯さん），なるほど，納得です。 あちらも，きりっとした佇まいの器ですね。
私は，非力・ものぐさ・粗忽と，うつわにとっては三重苦が揃ってますが，お気に入りの器に見合うお料理を作らねば〜 と言う気持ちはいつも忘れないようにしてます。
こちら，急に寒くなりました。 今度はどんなお料理を作りましょう。 では，おやすみなさい。 Ｔ
２年の海外生活の間，うつわについてよく考えました。　私が食べたい物を，ちゃんと受け止めてくれる器は，どういうものなのか，と突き詰めていくと，洋食器の使い勝手は完璧とは程遠く。　Made in Japan の廉価な輸出品ですら懐かしく見えたけど，決してずっと使いたい器ではありませんでした。 どこの国にも，風土や文化に合った食器があるでしょうが，繊細で完成度が高く，質の割りには手頃な価格の日本のうつわ，胸を張って紹介していただきたいです。