■ 商 品 名
墨弾き唐草紋半月鉢
■ 価 格
希望小売価格7,350円 (税込)
5,660円 (税込)
■ サ イ ズ
12cm×19cm×高3.5cm
■ 重 量
200g
■ 窯 元
■ 特 徴
陶磁器、成型、染付、墨はじき技法
有田伝統の染付の技とモダンなデザインが素敵に融合した
★ 「墨弾き唐草紋半月鉢」 です。
今回セレクトした作品は、『菖蒲の隠者』が業務用として日本料理店などに納めている作品です。 一般家庭で『普段使い』と言うにはちょっと贅沢な価格で出品は控えていた作品ですが、今回業務用として日本料理店に追加納品した際に少し余分に発注し出品する事にいたしました。 業務用としては、もう10年来持ち歩いている作品ですが、有田伝統の染付の技と現代風のモダンなデザインを上手く融合した作品は、いつ見ても飽きさせない『温故知新』な作品だと思います。
この作品の窯元 『貴祥窯』 さんは、有田の宝 『柴田コレクション』 などの古陶を参考に、古の染付の絵柄や技法を再現し作品にしていらっしゃいます。 作品の中には古陶を忠実に再現したレプリカも製作されていますが、こちらの作品は染付の絵柄・技法は古陶の絵柄を使い、器のフォルムを現代風のモダンなデザインで整形し、オシャレで素敵な和食器に仕上げられています。
染付の中でも高い技術を必要とする技法を使い丁寧に手描きされた染付は、見ているだけで古の時代に引き込まれてしまいそうな、そんな魅力に溢れています。。。
ちょっと贅沢な染付ですが、時にはこんな素敵な和食器で食卓を演出してみませんか♪
■ 今回はこの器の特徴あるフォルムを色んな角度から紹介するために、各画像ではマウスオーバー画像を多用していますので、画像をマウスオーバー(MO)してみて下さいね。
『染付』
『墨はじき』
『濃(ダミ)』
いずれも熟練の技術を要する『染付』伝統の技です。
■ 有田伝統の『染付』の絵柄と、現代風のモダンなフォルムが上手くマッチした素敵な和食器です♪
↑→ この器の特徴は、その歪な器のフォルム。 一見盛付けにくそうな形状も、使ってみると意外に使いやすく、どの角度から見ても
(MO)オシャレに見えるのには驚きです。
← 重ねたところです。
重なりも良く、高台で重なり、渕が当らないので、渕欠けもし難いのが嬉しいですね。
⇒ 裏側から見たところです。
器の厚みも、厚過ぎず薄過ぎず、大変上品なフォルムはシャープな高台の作りにも表れています。
← 器の裏側にも丁寧に唐草が描かれています。
(MO)
高台銘もさり気なく『貴祥』と入れてあります。
⇒ 適度な深みが汁物などにも使え、色んなお料理にも活躍の場が広がりそうです♪
(MO)
▲ 器の深みを利用して
『ビーフシチュー』に使ってみました。 ちょっと贅沢なお料理を、贅沢に合わせてみるのも素敵です。
← 『和食器は使い方が難しい』なんて思わず、自分の感性で自由に色んな使い方を楽しみたいですね♪ それも和食器の楽しみ方の一つだと思います。
▲ CDケースと比べるとこれ位です。
■ (きなこ様)
■ 煮魚用にと思って買った半月のお皿、やはりギンダラや金目鯛の煮付けなんかにはちょっと小さいようですが、何がなんでも使いたくて、これなら大丈夫だろうと しこいわしを煮てみました^^;;

その次には小さめのカジキの切り身を。。。 私の作った普通の煮魚がとってもおいしそうに見える素敵な有り難い器であります。 他には鶏の照り焼きなどをちょっとおしゃれに盛り付けたい時とかにいいかなー?と思っています。 ギンダラや金目用の大きいお皿はまた近いうちにお世話になるとして、とりあえずこの半月のお皿、大満足しております。
■ 古から受け継いだ伝統の染付は、モダンで素敵な和食器と成りました♪ 『温故知新』を感じさせる器です。
■ この器は絵柄が無くてもきっとオシャレで素敵な器なのだと思います。でも、そんなオシャレな器に有田伝統の『染付』が加わると、こんなにモダンな作品に変身します♪
「陶磁器」製の和食器の魅力は、透明感のある「白」も魅力ですが、その白に映える『染付』の
『藍』もまた魅力です。
▲ 『湯葉巻き』を盛ってみました。
(MO) 渕に描いた染付の絵柄が洋食器のリムのような効果を与え、お料理を引き立たせているようです♪
← 半月型といっても綺麗な半月ではありません。 左側の方が少し細めに作ってあります。
歪な形にしてあるところが、見る角度で器の表情に違いが出て使う者を飽きさせません。
⇒ 染付の絵柄をアップしたところです。
濃い・薄い・の2色の
『濃(ダミ)』を使い塗り分けられています。 技術的にも
ムラの無い『濃』を塗るには熟練の技術が必要です。
更に
『墨はじき』という技法を使い
『濃』を白抜きすることにより、花や唐草の模様を浮き立たせています。
この
『墨はじき』の技法は、通常
『呉須絵具(ごす)』などを使い線描きするところを、
『蝋絵具(ろう)』などを使い線描きし、その隙間を
『濃(ダミ)』で塗っていきます。 製作工程を聞くだけでも手間暇掛けて作られていることが伝わるかと思います。
『染付』の製作過程については
『隠者の独り言〜染付の職人』のコーナでも少しご紹介していますので、興味のある方は参考にして下さい。
← 横の方から見ると、器の特徴的なフォルムが良く判ると思います。
(MO) かなり歪なフォルムにも拘らず、やりすぎ感や下品さを感じさせるどころか、むしろ上品にさえ思えるのは、フォルムにマッチした染付の絵柄と器の厚みなども上品に仕上げられているからでしょうか。
▲ 『デザート』を盛ってもこんなに素敵です♪ 盛り付けなどが難しいと思われがちな和食器も、染付の作品は意外にどんなお料理にも合わせやすく、プロの料理人の方が広く染付の器を使われるのも頷けますね。
■ (印旛の隠者様・千葉県)
■ (お正月のご挨拶を頂きました)

今年は 家内と二人っきり の 静かな正月を 過しました 私は 日本酒漬け の 三日間 で 少々飲みすぎました 粗末 いや質素と言うか そんな 元旦の 食卓です 品数も お重も使わない こんな 朝の質素な祝膳 でしたが 日本酒だけは 生樽酒 濁酒 大吟醸 純米吟醸 金箔入り吟醸など 種類豊富で チビリチビリと 飲み比べで ご機嫌な日々でした
頂いたその他の画像はコチラをどうぞ
■ (印旛の隠者様・千葉県)
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墨弾きは初めて求めました。 所有の器は、殆ど染付のもので 色鍋島など色物を彩りに加えていたのですが やはり 藍色には拘りが残っています。 いただいた動機は、器形の面白さでした。
着荷してから うーん困った。何を盛ろうか? 刺身などでは余りにもありきたりだし・・・ でも料理屋でもない おじさん(爺さん)の料理で 普段の有のままで良いんじゃないかな と気を取り直して 一回目のモニター報告となりました。
■ 鮭のバター焼我家特製ソース野菜添え
鮭の切り身が程よく収まりました。
ベジタリアンで水菜を添えてアクセントにしテーブルにも結構マッチすると自賛。 器形の両角はちょっと格好は良いが 食べる時、洗う時、収納する時ちょっと邪魔かな? もう3ミリ程度低くても良いようにも思えるのですが。
真上から見て やはり 角がしゃしゃり出ているので 二枚直線部を合わせて組みにするのも しっくりしませんでした。 メイン料理に使うには もう少し弧の張りを持たせて 大きくすると 使いよくなりそうです。
次回は デザートなど別の使い方にチャレンジしてみようと思います。
ともあれ 裏面の絵付けも程よく配置されていて 満足のいく一品でした。
次回は 他の器の中での存在感を 示して貰おうかなとも思っています。